BLOG
造作ソファの打合せ、こんな風に進めています。

 

 

新築を予定されているお客様が

造作ソファをご検討されているとのことで、

 

ak-designホームページよりお問い合わせをくださり、

先日、打合せに来てくださいました。

 

 

一通りのお打ち合わせを終えて、

お客様がお帰りになった後になって、

 

「造作ソファの打ち合わせの様子を、

画像に撮らせてもらえば良かった!」

と気付きました。

 

 

色々なお話を聞かせていただくのが楽しくて、

その時は、すっかり忘れていました ^^;

 

 

という訳で、

お客様がお帰りになった後で、

打合せの様子を再現してみました(笑)

 

 

 

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥

 

 

 

持参してくださった図面を見ながら、

造作ソファの場所や大きさ、

その場所での過ごし方などをヒアリングします。

 

 

「ソファでお昼寝することはありそうですか?」

 

「ソファに座りながら、書き物をすることは ありそうですか?」

 

 

 

P1450253

 

 

 

布サンプルや過去の施工例画像を ご覧いただきながら、

イメージに近い例を探します。

 

 

「以前の、この施工例では、窓台の高さにピッタリ合わせて収めました」

 

「このクッションは、縫製の際、こういうステッチを入れています」

 

 

 

WORKS

 

 

 

そして、オーダーソファに求められるのは

当然ながら “快適な座り心地” なのですが、

これが最も難しいのです。

 

 

座の奥行・高さ・傾き、背の傾き、クッションの柔らかさなど、

色々な要素が、座り心地に影響してきます。

 

 

そこで 少しでも

“体感を元にして” 寸法を決められるように、

ラフな作りではありますが、こんなサンプルチェアを用意しています。

 

 

 

P1450236トリミング

 

 

 

座の奥行・高さ・傾き、

背の傾きなどの設定を少しずつと変えながら、

何度も何度も 座っていただきます。

 

 

 

P1450245

 

 

 

「スッと立ち上がりやすいのは、これくらいの寸法です。

奥様が、家事の合間にちょっと休憩される目的であれば、

これくらいが良いかと思います。」

 

 

「これくらいの傾きにすると、

背に体重を預けることで、とてもリラックスできます。

ゆっくりと映画を見るような場合は、最適ですね。

でも、立ち上がることが億劫になります。」

 

 

座り心地の違いを、何度も体感して頂いて、

 

時には、別の展示チェアにも座ることで、

比べて頂いて、

 

 

 

P1450260

 

 

 

そして時には、

身長差のあるご夫婦が、

快適だと感じるそれぞれの寸法が合わないことも

体感して頂きながら、

 

そのご家族にとって納得できるソファの寸法を

探っていただきます。

(=どうにか折り合いをつけて頂きます、笑)

 

 

クッションの硬さも

3種類のサンプルの違いを、体感していただきます。

 

 

 

P1450247

 

 

 

これだけ綿密にお打ち合わせをしても、

選ばれた布地の、織目の緻密さなどによっても、

座り心地は変わってきます。

 

 

 

36544

 

 

 

最終的に仕上がるまで、

私達もドキドキするのですが、

 

「それも、ひとつのお楽しみにしておいてください」と

ご了承を頂いています。

 

 

 

 

黒田家具工房の作品
トップページ
コンセプト
プロジェクト
アクセス