建築家・伊礼智さんが提唱する
「ちいさくてもゆたかな住まい」を体現する i-works project
そのプロジェクトのためにデザインされた家具のひとつ、
サイドテーブルを製作しました。
ご注文を頂いた際には、伊礼さんの図面をもとに、
当工房で無垢材から一点一点、丁寧に仕上げています。
チェリーとオークの組み合わせ
天板にはチェリー無垢材、
脚部にはオーク無垢材を使用しています。
経年とともに深みを増すチェリーの天板に、
明るく力強いオークの脚を合わせることで、
温かみと清潔感のバランスが生まれています。
木の表情を引き立てるため、
仕上げはオスモカラー自然塗料のオイル仕上げで
やさしく整えています。
端正さと構造の美しさ
華奢な脚で軽やかな印象を持ちながら、
交差するＸ型の構造によってしっかりと安定しています。
どの角度から見ても、線が整っていて、無駄がありません。
構造そのものがデザインになっている
まさに、伊礼さんの思想が感じられる一脚です。
暮らしの余白を作る 小さな相棒
ベッドサイドやソファ横など、
ちょっとした “置き場所” に。
軽やかに持ち運べるため、
季節や気分に合わせて居場所を変えるのも楽しい家具です。
読みかけの本やマグカップをそっと置くような、
暮らしの余白をつくる小さな相棒になってくれそうです。
i-works projectの家具は、
建築空間と深く関わりながら成り立っています。
このサイドテーブルもまた、
空間に馴染みながら、使い手の暮らしを静かに支える存在です。
伊礼さんの思想を受け継ぐ家具として、
これからも丁寧に製作を続けていきます。
暮らしに寄り添う、i-works家具の仲間たち。
▶ Jパネルを使用したソファ＆天板にチークを使用したテレビボード
伊礼さんがデザインしたi-works家具についてご相談があれば、
どうぞお気軽にお問い合わせください。
